FX-322:蝸牛内における有効成分濃度が臨床的に意味があるレベルに達する

 

 

Frequency Therapeutics社が開発中の感音性難聴治療薬候補FX-322の新しい治験結果が公表された。具体的な試験結果は↓

 

  • 2019年後半に開始された探索的研究
  • 治験した場所は ドイツのハノーバー医療センター
  • 被験者は7人
  • FX-322の鼓室内単回投与、研究者は外リンパのFX-322のレベルを直接測定
  • 7人全ての患者さんでFX-322の有効成分を蝸牛内で確認
  • 蝸牛窓(正円窓)にある薄い膜はFX-322の透過を邪魔しない
  • 一ヵ月経過観察したが深刻な有害事象は報告されなかった

 

今回発表された探索的試験では被験者に負担が掛かる侵襲的な処置でFX-322の有効成分が目標部位に届いているのかを確かめることができた。

 

内耳の構造では蝸牛窓という膜がありそこをFX-322の有効成分が通過できるのかどうか治験前に微妙だったようだが無事通過できることが確認された。

 

どんなに有効な成分でも患部に届かなかければ意味が無い。

なので今回の探索的試験の成功は大きな前進。

 

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