利休
このガラスと鉄骨で造られた異空間はどこじゃ?
東京国際フォーラムのガラス棟です。山手線有楽町駅から歩いてすぐな場所にあるコンベンションホールです。
織部
利休
コンベンションホールてなんぞ?
貸し切りの会議場や演劇などのイベントが定期的に開催されています。しかし今日はイベントが無いので自分たち以外は誰もいません。
織部
利休
じゃあ何のために来たんじゃ?
この見事な建物自体を撮影するためです。この東京国際フォーラムが建設されたのは日本がバブル景気だったころです。Japan as No1と言われていた当時の景気の良さを感じることができます。
織部
利休
ぱっと見でも金がかかってそうじゃしのう。いくらくらい掛かったんじゃろうな?
総工費1600億円だそうです。ラファエル・ヴィニオリさんという有名な建築家がガラス約2600枚を使って完成させました。
織部
利休
バブルの時は土地建物に投機マネーが流れ込んで盛大にバブル崩壊したのう。
でもそのバブルのおかげでこの建物ができたのでバブルに感謝です。
織部
利休
夜の帳が下りたら建物の雰囲気が変わったのう。
宇宙船の様な異空間になってきました。実はここには昼より夜の東京国際フォーラムを撮りにきました。インスタで上手いフォトグラファーさんが夜のガラス棟をUPしていたので自分も撮りたくなりました。
織部
利休
では他に人も居ないし存分に撮ろうぞい。
このガラス棟は7階まであるので登っていきましょう。エレベーターもありますがせっかくなのでスロープで。
織部
利休
地味に登るの疲れる。よく考えたら1階から7階まで登るのは年寄りにキツイのう。
まずはエレベーターで7階まで登ってから降りながら撮影するべきでしたね。ここまで来たら最後まで頑張って登りましょう。
織部
利休
道が分かれてて違う方へ行きそうになるのう。
基本的にずっと左の道を登っていけばそのうち頂上に着きます。
織部
利休
よ~やく到着じゃ。疲れたのう。
疲れましたが自分が撮りたかった画を撮れました。
織部
利休
時間や撮り方によって全く違う空間になる面白い建物じゃ。またいつか来たいのう。