FX-322の効果と時間の関係

 

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利休

実際問題FX-322はどれ位の効果があるんじゃろうな?

 

最近発表されたデータを見ると50単語を聞き取る試験で聞き取れる単語数が3割程度増えています。

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織部

 

 

静かな状態

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利休

しかしこれは静かな環境下じゃのう。

 

日常生活はノイズ下環境なので耳に負担が掛かる状況です。そういった騒がしい環境下での試験も行われています。

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織部

 

うるさい状態

 

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利休

静かな環境よりも改善効果が少ないのう。

 

統計的な差があるのはp=0.05以下なので静かな環境だと有意差があったんですが騒がしい環境下ではプラセボと差がありません。

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織部

 

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利休

ただこの試験だとサンプル数が少なすぎてまだ何とも言えんのう。

 

興味深いのは騒音下だと時間の経過と共に聞き取れる単語数が増えていることです。90日でこの試験は区切っていますが現在進行中の臨床試験は210日後まで観察します。

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織部

 

 

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利休

単回でもしばらくは聴力が改善していくようじゃし試験結果が楽しみじゃのう。

 

もし時間依存性、そして回数依存的に聴力が回復するのなら薬として大きく期待できます。

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織部

 

 

FX-322の効果と時間の関係” への24件のフィードバック

  1. ノ貫様

    3月末から4月初めくらいに、Phase2Aの90日後についての暫定データ発表があるようです。また、高齢者と重度難聴者へのPhase1Bが行われていて、その結果発表が6月位には行われるようです。なぜ、今、この2つのPhase1Bが行われているのかについて、海外の難聴者の掲示板を読んでいると、構成する2つの分子CHIR99021とVPAのうち、VPAが、注射後、すぐに吸収されて、2KHzまで届かないことを解消するため、VPAの濃度を上げたFX-322を試験する新たな安全性の試験ではないか、というコメントがありました。
    VPAが届かないことについて、グラフが次のレポートの4ページ目にあります。

    https://www.tinnitustalk.com/attachments/improved-speech-intelligibility-fx-322-phase-1b-pdf.43487/

    また、最近、Frequency Therapeuticshaは、ジェルの改善に向けた求人を始めているようです。

    https://www.frequencytx.com/jobs/co-op-delivery-innovation/

    ノ貫様のおっしゃるように、回数依存性によって複数回注射でのより大きく効果があり、さらに、濃度や、ジェルの改善も加えられて、本格的な難聴治療薬が誕生することを祈っています。

  2. 追加します。
    モルモットの段階では、2つの分子は、ヒトに比べて、まだバランスよくデリバリーできていたようです。Phase1/2(=Phase1b)の段階では、ヒトも同様にできると考えていたのが、結果を見て、改良に必要があると考えたのかも。先の海外の掲示板だと、プレゼンテーションの際に、二つの新しいPhase1bについて、発表者側でmFX322.02のようなもの、という発言があったということで、本当なら、とても希望が持てることと思います。
    次のサイトの10ページめにモルモットでのグラフがあります。

    https://www.tinnitustalk.com/attachments/guinea-pig-pharmacokinetic-studies-pdf.43491/

  3. 追加の方が先に掲載されたようですので、追加前のものを投稿します。

    ノ貫様
    3月終わりから4月初めにかけて、Phase2Aの90日データを暫定データとして開示されるようです。また、現在、進行中の高齢者と重度難聴者へのPhase1bは、FX-322の二つの分子であるCHIR99021とVPAのうちVPAが、すぐに吸収されて奥まで届かないことから、濃度(特にVPA)を調整したものの、新しい安全試験ではないか、と海外の掲示板に掲載されていました。次のサイトの4ページ目です。

    https://www.tinnitustalk.com/attachments/improved-speech-intelligibility-fx-322-phase-1b-pdf.43487/

    また、新しく、減るによる薬剤デリバリー改善プロジェクトの求職もしているようです。

    https://www.frequencytx.com/jobs/co-op-delivery-innovation/

    ノ貫様の言われるように、回数以前性による複数回注射での効果向上、そして濃度やジェルの改善による、本格的な難聴治療薬の誕生を祈っています。

  4. (追加前のものです)
    ノ貫様
    Phase2Aの90日データが暫定データとして3月終わりから4月初めにかけて、発表されるようです。そして、現在進行中の高齢者、重度難聴者へのPhase1bは、FX-322の二つの分子、CHIR9901とVPAのうち、VPAがうまく、デリバリーできないのを解決するため、濃度を調整したものの、新しいPhase1bであるのではないかというコメントが掲載されていました。

    本当なら、希望が持てると思います。

    次のサイトの4ページです。

    https://www.tinnitustalk.com/attachments/improved-speech-intelligibility-fx-322-phase-1b-pdf.43487/

  5. ノ貫様

    コメント投稿が、どういう訳か、追加分のみが先に掲載されてしまって、追加前のものを何回も投稿してしまいました。もし、承認してもらえるようでしたら、不要なものを覗いてください。
    よろしくお願いいたします。

    アドルフ・サックス

  6. もう一度、追加前の本文のみを投稿してみますね。

    3月終わりから4月初めにかけて、Phase2aの90日データが暫定データとして開示されるようです。また、現在進行中の高齢者と重度難聴者のPhase1bは、構成する2つの分子CHIR99021とVPAのうち、うまく届かないVPAの濃度を調整したものの新しい安全試験ではないかというコメントが海外掲示板に投稿されていました。
    また、FREQは、新しくジェルの開発についての求人も始めました。
    これが、本当のことで、ノ貫様の言われる回数依存性での複数注射、そして、濃度やジェルの改善によって本格的な難聴治療薬の誕生することを祈っています。

    リンクが貼れるようでしたら、別の投稿で貼ってみます。

  7. 現在進行中の高齢者のPhase1bの結果発表が第2四半期、重度難聴者の結果発表が第3四半期なので、そして、Phase2aが、第2四半期終わりの結果発表ですので、次のPhase2b/3(?)が、濃度調整されたものであってほしいと願っています。そしてジェルの改善が、さらに、FX-322のVer.2であってほしい、と願っています。

  8. バルプロ酸自体は抗てんかん薬として豊富な臨床実績があるので安全性に懸念は問題無いと思います。(抗てんかん薬でもカルバマゼピンなどは聴力に影響があるので不安ですが)

    どんな技術も0から1を創り出すのは難しいですが1を作れたら100はできると思います。
    現時点でFX-322が僅かでも聴力を改善できるのであれば後はそこをブラッシュアップしていけばいいので個人的にはFREQ株に強気です。
    良い感じで上がってきていますが結果が出るまではホールドしていきます^^

  9. 90日データ
    悲しい悲しい結果でした。
    もう希望はないみたいですね。

  10. ノ貫様
    8khzで10dBが何人か、という弱い薬を連続して何度も注射しても、大して効果がないということだと、単回でしっかりとオーディオグラムに効果がでるように改良して、それを連続とは言えない間隔で複数回注射するという道を選んだということでしょうか?
    私の見ている海外掲示板でも悲嘆の声が一杯ですが、治験患者が、特に、言語明瞭度をワザと低く答えて、治験患者に登録されたりして、そのためプラセボで変な聴覚改善データが起こるなどしたのではないか、という声がありました、FREQのプレス発表にも「バイアス」という言葉があったりして…。
    もう、まったく希望が持てないのか?
    昨日から、ずっとショック状態になってしまってます。

  11. Phase1/2のWRやWiNのグラフを見ると、注射後、7日目というのは、有毛細胞再生、非対称分裂が、図上では半分位で、まだ、安定していない段階で、次の注射が行われるという状態なので、注射しても、次の非対称分裂を導けないとか…。だから、かえって単回注射の方が効果がでるとか…。
    連続複数注射でなく、1ヶ月おきとかで、不連続複数注射にすると効果がでるとか…。
    プレス発表で、不可解な、といったような文章があるのは、こういったことなのかも?

  12. アドルフ様

    はじめまして。
    私見ですが今回の試験結果はネガティブですが化合物自体の有効性を完全に否定する結果ではないと考えております。
    ぴかしんの新薬のため試験内容も試行錯誤の連続ではないかと考えられます。
    ですのでまだまだ希望はあると私は考え、ナンピンしております。
    しかしながら追加試験はおそらく不可避になり、予定のスケジュールは大幅に遅延するでしょう。

  13. FREQ社のウェビナーで、社員が、Phase2Aと最新のPhase1Bでオージオグラムの改善した患者は、全くいないという発言をしているようです。これが本当なら、この薬は、ダメですね。仰っていた、内部の社長等が株を売っていたというのは、これを知りつつ売っていたのかもしれません。

  14. ウェビナーでなくウエブキャストでした。
    3/23 8:30のものみたいです。
    最後の数分間だということで聞いてみましたが、良くわかりませんでした。
    オージオグラムの改善した患者は、全くいないというというのが、10dB以上の者がいないという意味なのかどうか…
    ノ貫様の言われるように、本当、少しでも(5dBでも)アップしていて、WRもアップしていれば希望が持てるのですが…

    https://investors.frequencytx.com/events-and-presentations

    治療目的のために、注射前のWRを悪い方に答えていた患者がプラシボを受けて、あり
    のままに答えて、考えられない向上を示したということで、プラシボとの有意差がないということで、しかし、本当に、わずかでも聴力向上していたら、0→100への改良への希望の灯は消えません。

  15. 非常に落ち込みましたが、単回投与では回復した事実でなんとか持ち直してほしい。
    おそらく投与した段階で再生が始まり、始まったら終わるまでいくら量を継ぎ足しても効果ないかもしれない。量ではなく答えは頻度であってほしい。
    単回投与+適切な間隔を確立してほしい

  16. 単純に、転んで怪我したとして、塗り薬を週に4日打っても1日打っても傷の治りに影響しないかも。むしろ清潔じゃなくなり傷の治りが遅いとか。
    やっぱり間隔が当てずっぽうで悪かったのだろう

  17. ドラッグデリバリーシステムがうまくできていないようですね。
    薬自体は有毛細胞を再生するのは間違いないですが、
    如何せん正円窓に置くだけだから効果のある量をしっかり行かせられているかというと疑問。
    あとなぜ両耳治療しないのでしょうか。片耳では単語認識も改善できないと思う。

  18. 頻回投与群と単回投与群で効果に差が無いだけなら(プラセボよりは効果あり)なら希望を持てますが両者ともプラセボと変わらないというのは厳しい結果です。

    頻回投与には期待できないのでこれからは単回投与+工夫したDSSでより単回での効果を狙いを定めて臨床試験を行うべきかと思います。

    個人的には単回投与のデータをもう一つ見てみたいです。phaseⅠでは統計的に有意差ありでphaseⅡでは効果無しだったのであと一回行って3回勝負で白黒ハッキリさせたい。

    1. 丿貫さんおかえりなさい
      またぼちぼちと更新される事を楽しみにしています

  19. プライベートで色々あってブログ放置していました。
    また少しずつ更新していくのでよろしくお願いします(・∀・)

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