【前立腺肥大症】 α1遮断薬のリスト

第一世代
ミニプレス エブランチル バソメット
一般名 プラゾシン塩酸塩 ウラピジル テラゾシン塩酸塩
販売開始年 1981年 1989年 1989年
製薬会社 ファイザー 科研 田辺三菱
効能・効果
  • 前立腺肥大症に伴う排尿障害
  • 本態性高血圧症
  • 腎性高血圧症
  • 前立腺肥大症に伴う排尿障害
  • 本態性高血圧症
  • 腎性高血圧症
  • 褐色細胞腫による高血圧症
  • 前立腺肥大症に伴う排尿障害
  • 本態性高血圧症
  • 腎性高血圧症
  • 褐色細胞腫による高血圧症
基本用法 1日2~3回 1日2回(朝夕食後) 1日2回

 

第二世代
ハルナール ユリーフ フリバス
一般名 タムスロシン塩酸塩 シロドシン ナフトピジル
販売開始年 2005年 2009年 1999年
製薬会社 アステラス キッセイ 旭化成ファーマ
効能・効果
  • 前立腺肥大症に伴う排尿障害
  • 前立腺肥大症に伴う排尿障害
  • 前立腺肥大症に伴う排尿障害
基本用法 1日1回食後 1日2回朝夕食後 1日1回食後

 

 

 

  • 前立腺肥大症の定義=前立腺の良性過形成による下部尿路機能障害を呈する疾患
  • 第一選択薬はα1遮断薬
  • α1受容体にもそれぞれサブタイプがありα1Aに対する選択性が高ければ高いほど低血圧の副作用が少なくなる。
  • α1遮断薬の有効性はほぼ同等で大きな差は無い。用量依存性がみられる。
  • 第一世代は最初降圧剤として開発され後に前立腺肥大症に適応を取ったのでα1A受容体に対する選択性が低く低血圧になりやすい(高血圧の薬なんだから当たり前だが
  • 術中虹彩緊張低下症候群という特有のリスクがある:白内障手術中に「水流による虹彩のうねり」,「虹彩の脱出・嵌頓」,「進行性の縮瞳」を 3 主徴とする虹彩の異変が生じる

 

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)