2001年に現在のダウ30種採用株を買っていたら2018年どうなっていたか一覧

 

21世紀が始まった2001年。その相場が始まった2001年1月2日のお正月にお年玉1万ドルを貰った少年が投資すべきだったダウ企業はどれだったか?

 

2001年1月2日~2018年12月31日(配当再投資)
企業名 最終リターン 年平均リターン
アップル 16,750% 32.94%
アメリカン・エキスプレス 168% 5.64%
ボーイング 674% 12.04%
キャタピラー 778% 12.83%
シスコシステムズ 62% 2.72%
シェブロン 375% 9.05%
ウォルト・ディズニー 397% 9.32%
ダウ・デュポン 189% 6.08%
ゴールドマン・サックス 102% 4.00%
ホームデポ 442% 9.85%
IBM 90% 3.63%
インテル 107% 4.14%
ジョンソン・エンド・ジョンソン 303% 8.05%
JPモルガン・チェース 225% 6.77%
コカ・コーラ 154% 5.33%
マクド 741% 12.55%
メルク 64% 2.81%
マイクロソフト 613% 11.53%
ナイキ 1,285% 15.72%
ファイザー 77% 3.22%
P&G 282% 7.73%
トラベラーズ 265% 7.46%
ユナイテッド・ヘルス 1,839% 17.90%
ユナイテッド・テクノロジーズ 309% 8.14%
ビザ* 909% 23.89%
ベライゾン 185% 6.01%
ウォルグリーン 116% 4.39%
ウォルマート 142% 5.05%
エクソンモービル 145% 5.12%
市場平均
S&P500 168.61% 5.64%
ダウ工業株30平均 227.80% 6.82%
NASDAQ100 222.68% 6.72%
iShares MSCI Japan(ETF) 37.71% 1.79%

*VはIPO時点(2008年3月19日)に投資した場合

 

このリストは2019年4月現在のブルーチップが集まったものであり生存バイアスがあるのでこれからダウ30銘柄に投資したら良い成績が保証されるものでは無い。

 

 


一位:アップル


アップル株は18年間に配当再投資込みで167倍になっている。現在のダウ30構成銘柄でぶっちぎりで1位

 

だがアップルがダウに採用された2015年。なので2001年にアップル株をダウ30種から選ぶのは不可能。

 

更に2001年というのはITバブルが崩壊しAmazon株が1/10になったりの荒れた相場。

 

2001年の株式アナリストにIBMとアップル、どちらかに一万ドル投資したいんですがどちらがいいですか?と聞いてアップルと答えるアナリストが何人いるのだろうか?

 

現在の株式アナリストがタイムマシンで2001年に帰って

 

 

「六年後にジョブズが超クールな電話機を発明してノキアやリサーチインモーションをブッ倒して世界一の会社になるんだよ」

 

 

と力説してもアップル信者以外は

 

 

「コイツ頭おかしいんじゃねーか?」

 

 

と思うだろう。

 

六年後にiPhoneが開発されるなんて事はどんな凄腕ファンドマネージャーでも予測不可能。現在アップルの大株主のバフェットも2001年頃は眼中になかったはず。

 

では逆に2001年にアップルに投資できた人は誰か?

 

それは盲目のアップル信者

 

「みんなが使ってるから私もiPhone」な女子高生ではなくアップルⅡが私の初体験ですレベルのアップル信者。

 

株を買うと言うことはその企業の一部を所有するという事。たとえ利益が見込めないボロ株であったとしても真正の信者であればアップル株も保有したくなる。

 

自分の好きなモノを信じて投資したら18年後に160倍のリターンが得られる。

 

ほとんどの株式アナリストは市場平均以下の成績しか上げられない。どうせなら損しても後悔しない自分が好きな企業の株を買おう。

 

 

 

そして残念ながらアップルどころかS&P500平均よりリターンが下回ってしまったIBMだがこれからもアップルに負け続けるとは限らない。バフェットは失敗だと認め投資から撤退したがもしかしたらIBMが世界初の家庭用量子コンピュータを開発するかもしれないしIBN5100を開発しタイムマシン開発が進むかもしれない。

 

未来はわからないから面白い

 

 


2位:ユナイテッド・ヘルス


薬剤給付と医療保険の両方を扱うユナイテッド・ヘルス

 

日本には同じ業態の企業は存在しない。

 

シーゲル銘柄で20世紀の後半世紀に年率リターン平均15%を記録した製薬会社メルクやファイザーは2000年に入ってから年率リターンが平均3%前後と低迷している。

 

ファイザーは規模の拡大を求めて買収しまくったがリターンに反映されていない。高脂血症治療薬リピトールの特許切れなどもあり減配してしまった。だが株価的に底だった2010年頃からは再び株価は上昇して底から3倍に。やはり成熟企業は沈んでいる時にいくら投資するかによってリターンが大きく異なってくる。

 

そしてそういった薬を開発している製薬企業を遥かにしのぐリターンを上げたのが薬剤給付会社のユナイテッドヘルス。

 

製薬会社から薬を買い付けてそれを薬局などに卸す。日本の医薬品卸な面もあるが決定的に違うのはユナイテッドヘルス自体が保険適応の権限を持っている点。

 

フォーミュラリー(推奨医薬品リスト)は保険適応できるかどうかのリスト。

 

日本では厚生労働省が保険適応の可否を決めているが米国ではユナイテッドヘルス等の薬剤給付会社が決定している。フォーミュラリーに登録できるかできないかで薬の売上は大きく左右されてしまう。

なので薬剤給付会社は規模の大きさ、取扱処方箋枚数の多さがそのまま製薬会社との価格交渉力となるので同業の買収や合併がそのままリターンに繋がる。

 

しかしこの薬剤給付会社は必要なのだろうか?日本にはその薬剤給付会社が存在しない。すべて厚生労働省が薬価を決めているから。

それでも日本の医療の質が米国に比べて格段に落ちるとは思わない。

 

製薬会社が存在しないと新薬ができないが薬剤給付会社が無くても困る状況になるかな?

 

純粋に投資対象とてみれば直近過去五年で売上2倍、純利益2倍と一気にファイザーと同規模になった。成長に苦しんでいるメガファーマと比較すると素晴らしい銘柄。

 

 

 


3位:ナイキ


 

丿貫はスポーツに詳しくない。

 

なのでナイキとアディダスの違いがわからない。

 

だがアディダスの株価も2001年と比べて10倍以上になっているのでナイキ株とアディダス株を間違って買ってしまったとしても問題無かった。

 

ファッションブランドは丿貫にとって縁遠い世界。だが逆説的に言えばそんな丿貫ですら知っているブランド企業というのはそれだけその世界で圧倒的存在感があるということ。

 

2001年時点でもナイキやアディダスは丿貫ですら知っていた。そういった企業は買いかもしれない。

 

丿貫が知っているスポーツブランドは上記の2つ以外だとアシックスとミズノ。

 

オシャレ系ファッションブランドで知っているのはルイ・ヴィトンやクリスチャンディオールとかロレアル、バーバリー程度。

 

ブランド力がそのまま純利益に繋がるこういった業界は儲かれば莫大な利益が得られるがそのブランド力という神通力がいつまで続くのか自分には全く予想できない。

 

今流行しているブランドが10年後も流行っているとは限らずむしろ廃れている可能性のが高い。

 

100年以上ブランドを継続している企業には何かしら特別なものがあるのだろう。200年続いているルイヴィトンとかは潰れそうにないから投資対象になりえる。

 

そして丿貫の場合はルイヴィトンの財布を女性にプレゼントするよりその分をルイヴィトン株に投資した方がリターンを期待できる。


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