花粉症治療薬を保険適用外する時に一つのルールを追加すると自己負担が激安になる

アレグラ錠60mg アレグラFX
薬の価格だけを比較した場合
薬価 53.7円 NA
服用方法 1日2回 1日2回
2週間 28錠 28錠
2週間分の価格 1,504円 2036円
負担割合 3割 10割
自己負担額(薬のみ) 451円 2036円
病院と薬局で支払う手数料
初診料 2,820円
処方箋料 680円
調剤基本料 410円
薬剤服用管歴管理指導料 410円
調剤料 630円
総医療費 6,454円 2036円
3割負担の場合 1935円 2036円

*アレグラFXは希望小売価格

*薬剤服用歴管理指導料は1で算定

 

 

 

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利休

くしゅん

 

風邪ですか?

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織部

 

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利休

いや、花粉症じゃよ

 

季節外れの花粉症ですか

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織部

 

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利休

病院へ行って花粉症の薬を貰おうかのう

 

花粉症の薬を貰うなら早く行ったほうが良いですよ、花粉症の薬が自己負担10割になりそうだとニュースでやっていたので

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織部

 

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利休

なんじゃと!ワシはちゃんと健康保険料を毎月払っとるぞ

 

 

健康保険組合連合会という保険支払い組合が言うには同じ成分で同じ効果の市販薬があるのだからそっちを使えという主張です。市販薬は患者が全額自己負担するので保険の支払いが減るという仕組みです

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織部

 

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利休

保険料支払うの辞めようかのう

 

花粉症の薬だけで終わるハズはなくこれを前例にして市販薬がある場合は全額自己負担になる可能性があります

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織部

 

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利休

しかし↑の表を眺めてみると市販薬と病院へ行った場合の自己負担はほぼ同じじゃのう

 

単純に薬の費用だけを比較するとそこに3割掛けしたら圧倒的に医療用医薬品が安くなります

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織部

 

しかし病院での診察や調剤薬局での手数料を考慮すると自己負担額はほぼ同じになります。

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織部

 

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利休

もし仮に薬代が10割負担になったら病院へ行くのは圧倒的に高くなるから行く意味が無いのう

 

そうです。それに病院や薬局はいつも混雑していて時間も掛かります。まさに誰得状態です。

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織部

 

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利休

参考までに聞きたいんじゃが医療用のアレグラと市販品のアレグラは同じものなのかのう?

 

医療用と同一成分同薬効と製薬会社はアピールしていますね、添加物や色など微妙に違うかもしれないですがそれは医療用のジェネリック医薬品にも言えることです。

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織部

 

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利休

じゃあもう医療用医薬品のアレグラを薬価で自由に販売したらいいんじゃね?

 

 

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利休

市販品があるから保険使わせないという理由なら保険を使わない代わりに病院や薬局を通さずに医療用薬価で購入したいのう

 

アレグラを例に取ると医療用医薬品ではありますが「処方箋医薬品」では無いので病院へ行かなくても販売は可能です。

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織部

 

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利休

じゃあどこかの薬局が薬価で医療用アレグラを販売してくれたら人気になるのかのう?

 

大人気でしょうね、シンガポールなどにある会社がアレグラなど医療用医薬品を個人使用に限り一か月分以内で販売していますがぼったくり価格です。もし日本で普通に医療用を薬価に近い値段で販売したらお客さんが殺到しますよ

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織部

 

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利休

じゃあなんでどこの薬局もその商売を始めないんじゃ?

 

儲からないからです

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織部

 

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利休

お客さんは殺到するんじゃろ?

 

いくら売っても薬価で販売したら儲けがでません。

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織部

 

調剤薬局の儲けというのは薬価差ではなく薬剤師が得ている調剤料や管理料といった手数料が大きいです。技術料というのは薬と違って仕入れる必要が無くそのまま利益になりますから。その技術料を取らないで薬価で販売しても儲けは出ないです。

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織部

 

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利休

じゃあ薬価に少し薬局の手数料を上乗せして販売したら薬局の利益が出るんじゃ?

 

それなら利益は出るでしょうね、しかし儲けよりもっと大きな問題があります。

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織部

 

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利休

なんじゃ?

 

調剤薬局が勝手に医療用の薬を安価で販売していたら周りのクリニックのドクターはどう思いますか?営業妨害で激おこです。

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織部

 

形式的にはクリニックと調剤薬局はそれぞれ独立しているので門前でなく面だと特定のドクターに気を使う必要は無いですが医療用医薬品を勝手に売りさばいているとなればその地域の医師会と薬剤師会全てが敵に回るでしょう。

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織部

 

そうなると医薬品を薬局に納品する卸がその薬局と取引をしなくなります。大口の病院からあの勝手に医療用医薬品を販売している薬局とは取引するなという圧力が掛かります

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織部

 

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利休

大学病院や大手の調剤薬局から圧力があると卸はそっちのいう事を聞くしかないのう

 

厚生労働省や健保の主張を拡大解釈すると市販品がある医療用医薬品は全て薬価で販売したら大半の人にとってはお得です。患者は安く薬を手に入れて健保は保険料の支払いも減りますから。

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織部

 

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利休

つまり花粉症の薬にかぎり医療用医薬品を薬価に近い値段で販売しても良いというルールを国が作れば患者も健保連も負担が少なくなるわけじゃのう

 

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利休

損するのは・・・

 

処方箋料や調剤料という技術料で儲けている病院と薬局です

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織部

 

なのでそんなルールを作ろうとしても医師会が大反対して実現不可能です。

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織部

 

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利休

市販品がもう少し安ければいいんじゃがのう

 

アレグラFXの値段を見ても製薬会社は病院やクリニックに対して忖度しています。余りにも安くなれば病院行く人が減りますから

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織部

 

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利休

中身が同じジェネリック医薬品が16円で作れるなら市販品も16円で作れるはずだしのう

 

アレグラの物質特許は切れているし市販品なんで自由競争が起きるはずなんですが市販品は色んな力学が働いて安くならないです。

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織部

 

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利休

・・・・・・良いこと考えた!

 

なんです?

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織部

 

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利休

医者か薬剤師になって職場のある医療用医薬品を自己負担で買えば解決

 

医者も薬剤師も免許取るのに6年かかりますからもう花粉症治ってるかもしれませんね

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織部

 

 

 

参考までに:アレグラにはジェネリック医薬品もあるので最安を求めたら10割負担で451円となります

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織部

 

フェキソフェナジン塩酸塩錠60mg「杏林」 アレグラFX
薬価 16.1円
2週間分(10割負担) 450.8円 2036円

 

 

 

3 comments on 花粉症治療薬を保険適用外する時に一つのルールを追加すると自己負担が激安になる

  1. お久しぶりです。
    薬局によっては医療用医薬品を販売してくれるところもありますよね。
    ジェネリックなら納入額が薬価の半分ていうのもあるので薬価で売ってる良心的なお店もあるみたいですよ。
    もちろん有名にならないようにぼそぼそとみたいですが。

  2. しばらく前にモーラステープとか医療用医薬品を売りますて薬局が開業したというニュースありましたが儲かっているんですかね?

    商売だから大々的に宣伝しないとお客さん来ないけど宣伝しすぎると行政関係者も来てしまうというジレンマ

    1. あそこは行政ともやりあってますよ。
      門前もないのでお構い無しですね。
      売り上げあるようで普通に卸から納入されているようです。
      ただ薬剤師会からはよく思われてませんね。

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