台湾セミコンダクター |
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世界の半導体市場で最先端の製造技術を持つ台湾セミコンダクターの株(ADR)を買いました。
織部
台湾セミコンダクター(ADR) |
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利休
インテル株と違い昇竜の勢いじゃのう。
なので現時点で時価総額は3,700億ドルまで膨れ上がっています。
織部
利休
バブってる?
2019年の純利益が118億ドルなので株価収益率は現時点だと30倍以上です。
織部
利休
インテルは純利益210億ドルもあったのに時価総額は2100億ドルとPER10倍でお得じゃのう。
ただ株価というのは将来を予想して動きます。将来的にはインテルよりも純利益を稼ぐことができると見越して買いが集まっています。
織部
利休
世界最先端の半導体製造プロセスは台湾セミコンダクターが保有しておるからドンドン世界中の企業から注文が入るのう。
ファブレス企業で有名なアップルも大きな顧客ですがそれ以外にもAI開発でトップを走るエヌビディア、インテルより高性能なCPUを販売しているAMD、そしてこれまで自社で製造していたインテルですら開発競争で負けを認めてTSMに製造を一部委託しようかという情勢です。
織部
利休
半導体の開発競争は一度TOP集団から離されると挽回するのは他の業界より難しいからインテルは厳しいのう。
これから自動運転など半導体の需要は大きくなるばかりなのでその市場で世界TOPを走る台湾セミコンダクターを買いました。
織部
利休
よく見ると現物株以外に何かを買っておるのう?
2021年1月のオプションも買いました。今日はそのオプションの役割について説明します。
織部
勢いよく上昇した株は勢いよく下落する可能性も高いです。特に今はコロナで先行き不透明なので何が起こるかわかりません。
織部
利休
中国が台湾に軍事侵攻して工場を占領する可能性も無くはないのう。
そうなったら株価は暴落していまいます。なのでその保険として60ドルで売る権利を買いました。
織部
利休
30ドルまで暴落してもワシらは60ドルで売る権利を持っておるから60ドル-30ドル=30ドル、オプションは1単位100株じゃから3,000ドルの現金が入ってくるというわけじゃな。
ただしこの権利は来年の1月までです。
織部
利休
普段のPut売りだとワシらは二か月ものを触っているが今回は長めの4か月先のオプションを買ったんじゃのう。
オプションの買いはより長い期間を、オプションの売りはより短い期間を、の基本戦略です。オプション自体の価値は時間価値の減少と共に急激に価値を失うので短い時間のオプションはなるべく買いたくないです。
織部
利休
しかしより長い期間のオプションは値段も高くなるのう。1月の60ドルputは186ドルとかなり高い保険料じゃ。
その保険料を補うのがCallの売りです。
織部
保険料としてPutに186ドルも払ったのでその保険料を補うために買う権利であるCallを221ドルで売りました。
織部
利休
これで暴落時に備えつつも110ドルまで上昇しても利益を得られるわけじゃな。
110ドルまで上昇したら時価総額5,000億ドルとなります。それでもアップルの18,000億ドルやマイクロソフトの15,000億ドルと比較したら違和感を感じません。
織部
利休
オプションの期限である来年1月まで台湾セミコンダクターの動きを楽しむとしようかのう。
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