グラクソ・スミスクライン株(ADR) |
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利休
グラクソスミスクラインは配当が5%以上ある高配当株じゃしもう少し株価が下落したら買いたいのう
そういう時はターゲットバイイングというオプション取引がおススメです。
織部
利休
何それ?
簡単に言うとある株価以下になったら自分が前もって決められた株価で購入しますよという契約を結ぶことです。欲しい値段まで下落しなかったら保険料としてプレミアムが貰えるのでただ下落を待つよりもお得です。
織部
利休
具体的にどうするんか教えて欲しいのう
では実際にインタラクティブ・ブローカーズのツールを使って取引してみましょう。
織部
まずは原資産であるグラクソスミスクライン株を選択します。
織部
そして右クリックして「取引ツール」→「オプション・トレーダー」を左クリックして選択するとオプション取引の画面が新しく出現します。
織部
利休
何も無いのう・・・
この画面で自分が売買したい限月と権利行使価格を選択できます。
織部
選択し終わると↑のようなオプションの板が出てきます。右がプット(売る権利)、左がコール(買う権利)です。
織部
利休
プットとコールを間違えて取引したら危険じゃのう
シンプルな現物株でも誤発注が起こるのでより複雑なオプションだとなおさら誤発注に注意してください。
織部
左側のプットを売ります。ちゃんと期間が残り51日の7月17日までで権利行使価格が37ドルとなっていますよね。
織部
利休
買い気配が0.4ドルとあるが1枚売ると0.4ドルしか貰えないんかのう?
いえ、オプションは原資産100株で1単位なのでこの場合は100を掛けます。つまり0.4ドル×100=40ドルがオプションのプレミアムと理論的にはなります。
織部
利休
やり方は解かったから早速プットを売ってみるんじゃ
運よく実際の取引では50ドルでプットが売却できました。手数料が1.95ドルかかったので実際のプレミアムは48.05ドルとなります。
織部
利休
つまりGSK株が7月17日まで37ドル以下にならなければその48.05ドルは丸儲けというわけじゃな
そうです。そして37ドル以下に大きく下落しても普通に買う場合よりはプレミアム分が入るのでお得です。これがターゲットバイイングというやり方です。
織部
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