テラドック・ヘルス |
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遠隔診療のトップ企業テラドック株を1万ドル買いました。
織部
利休
遠隔診療てなんぞ?。
インターネットを利用して患者と医者を繋ぐサービスを提供しているのがテラドックです。
織部
利休
具体的にどんな病気を診てくれるんじゃ?。
基本は内科などのプライマリー系が中心です。他にも精神科や皮膚科があります。外科系は実際に医師や看護師が直接処置をしないといけないので現在の所は難しいです。
織部
利休
オンラインと相性が良さそうな科じゃとメンタルヘルスとかじゃな。
日本でも安定剤や睡眠薬を貰いに病院へ行きますが1時間待ちの1分診療で毎回同じ薬が出てきます。それなら家に居ながらオンライン受診でも代替できます。
織部
利休
精神系はリピーター率が高そうじゃのう。ヤクが切れたらワシもソワソワするわい。
テラドックのメンタルヘルス受診者は8割以上が再受診しています。
織部
利休
コロナで病院へ行くこと自体リスクがある世の中じゃから有難いのう。
テラドックは185億ドルという自身の時価総額よりも大きな額でリヴォンゴ・ヘルスという会社を買収しました。
織部
利休
同じ遠隔診療の会社?
ある意味近いですが同じではありません。リヴォンゴは自社のオリジナルデバイスを用いて患者さんの血圧、血糖値、うつ病などをモニタリングしてデータを収集。そのデータを元に健康管理のアドバイスをします。
織部
利休
テラドックはネットを介した医師による問診が主な診断方法じゃがリヴォンゴはより患者さんと距離が近いのう。
リヴォンゴのサービスは個人でなく労働組合や政府機関など保険支払い者向けです。慢性疾患の予防ができたら病気になる人が減り支払い金も減るので積極的にリヴォンゴのサービスを導入しています。
織部
利休
テラドックもリヴォンゴも勢いある企業で尚且つ合併することでのシナジー効果も高そうじゃ。
1+1=3になりそうなディールは個人的に好きです。
織部
利休
これまで病院へ行って受診するのが当たり前だったのがこれからはオンラインでの受診が当たり前になるかもしれんのう。
昔は本が欲しければ近くの本屋に行き、そこにお目当ての本が無ければ発注して一週間後に届くというのが当たり前でした。そこに登場したのがオンライン本屋として登場したアマゾンです。
織部
利休
最初は赤字垂れ流しのオンライン本屋さんがあっという間に世界一のオンラインプラットフォームになったからのう。
オンライン販売という新しい、そしてこれから広がる世界で一番先に規模を拡大してきたのがアマゾンです。なのでこれから始まるオンライン診療でトップを走っているテラドックもいつかアマゾン的な存在になるかもしれません。
織部
アマゾンの時価総額 |
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利休
現時点でのテラドックの時価総額は170億ドルじゃがその規模は2007年のアマゾン時価総額と同じじゃのう。
アマゾンは目先の利益を求めるのではなく事業規模の拡大をひたすら目指しました。まずはその市場で圧倒的な地位になって競争相手が居ない状態にまで。その結果、時価総額が13年後に10倍になりました。
織部
利休
ワシらは今回1万ドルを投資したわけじゃがいつか10万ドルになるといいのう。
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