株式投資の最適解:S&P500インデックスとは

index

S&P500指数はアメリカで株式を上場している企業の上位500の株式平均。

 

具体的に言うとニューヨーク証券取引所とNASDAQに上場している株式銘柄の中からより中心的な500銘柄を選抜したもの。(株価を浮動株調整後の時価総額比率で加重平均)

 

日経平均のアメリカ版みたいなものだが性能は大きく違う。

 

日経平均はプロ野球、S&P500はメジャーリーグ

 

アメリカのプロ野球であるメジャーリーグ

その優勝決定戦はワールドシリーズという。

 

アメリカ国内出身選手だけでなく世界中から優秀な選手や監督が集まり世界一を決めるからアメリカ国内リーグであってもワールドシリーズと呼ばれている。

 

日本プロ野球も優勝決定戦があるがワールドシリーズとは呼ばれない。

なぜなら日本プロ野球はほぼ日本人選手の闘い、外国人選手の起用には制限があり日本人が優先的に採用される。

日本人よりレベルが高い野球選手は沢山いるが国籍という制限によって日本プロ野球での競争から除外されている。

 

しかしメジャーリーグは国籍関係なし。

日本人でもキューバ人でもオランダ人でも野球が上手ければ外国人枠に関係なく試合に出場できる。

 

ゆえに競争の激しさが違う。

 

そして経済や企業活動でも同じことが言える。

 

日本の大企業を見渡すと社長はほぼ日本人で占められている。

トヨタ自動車も創業者一族、NTTグループや財閥の三菱、三井もみんな日本人が最高経営責任者。日本人同士の競争。

 

経営層だけでなく従業員をみてもそれらの大企業は新卒入社の日本人同士が用意ドンな限定レース。

 

ハーバード大学を卒業して日本に帰国した既卒者がその出世レースに参加しようとしても参加できない。

中途採用はあるがそれは即戦力、プロ野球でいう助っ人外国人的な立場としての入社となる。

 

しかしアメリカは違う。

 

アメリカで最大の企業マイクロソフトの最高経営責任者はインド人サティア・ナデラ

グーグルの親会社アルファベットの最高経営責任者もインド人サンダー・ピチャイ

そのグーグルを創業したうちの1人はロシア人のセルゲイ・ブリン

 

国籍どうこうで競争が邪魔されることが無い。

更に新卒採用というものがアメリカには無い。通年採用であり既卒で就職活動する方が一般的。

 

そして終身雇用が前提でなく解雇が容易なので労働環境に流動性がある。高学歴で才能があればいつでも採用され、仕事でミスったらすぐに解雇される。

 

そんな実力主義でオープンなアメリカには世界中から才能ある人たちが集い起業する。

それらの激しい競争に勝ち残ったのがアメリカのS&P500というエリート企業群。

 

S&P500に投資するという事はワールドシリーズに出場している世界TOP500チームに投資するに等しい。

 

世界におけるアメリカ企業と日本企業

*2020年4月10日現在

 

世界の時価総額が高い企業を上から並べてみた。

 

世界TOP10のほとんどをアメリカの企業が占めている。(1位のサウジアラコムは実質サウジアラビア国営なので除外

 

米国TOP5は全て成長勢いがあるハイテク株だがJPモルガン銀行やバンドエイドのジョンソン&ジョンソンといった昔からの大企業も存在感がある。

 

これからは更に上位の世界企業と日本企業の差は大きくなる。

日本企業は恐らく世界の前にアジアでも後れを取るはず

 

韓国最大のサムスン電子

台湾最大の台湾セミコンダクター

 

は現時点でも日本のどの企業よりも時価総額が高いがこれからこの2つの企業は更にハイテク産業の成長と共に加速していく。

 

それらハイテク産業の成長に昔ながらの自動車産業であるトヨタ自動車が付いていけるとは思えない。

 

日本で時価総額2位のNTTドコモ(950億ドル)に至っては過去に海外投資に失敗して日本市場にしがみついているので成長など期待できない。

 

日本株に投資するということは成長を期待できない。

 

成長を求めるなら

 

トヨタ自動車+サムスン電子+台湾セミコンダクターの合計時価総額6800億ドルより既に大きく、これからも成長が見込める企業がある4つ(マイクロソフト、アップル、アマゾン、アルファベット)もあるアメリカ市場

 

つまりS&P500に投資するしかない。

 

 

S&P500は新陳代謝する

 

20世紀におけるアメリカの大企業と言えば石油メジャー

 

しかし21世紀に入り世界のクリーンエネルギーへのシフトという大きな流れには逆らえずアメリカ国内でも存在感を失い時価総額ランキングから後退している。

 

エクソンモービルという石油メジャーがアメリカで最も時価総額が高いがそれでも米国内で25位

 

 

エクソンモービルは伝説の偉人ロックフェラーが作ったスタンダードオイル社の流れを組む超名門企業。そんな名門企業であってもここ最近は市場平均を大きく下回っている。

 

シェールオイルという技術革新によって採掘される原油量が一気に増えて販売価格が暴落したところにコロナショックでそれまで積み上げていたリターンを一気に吐き出してしまった。

 

そんな凋落する石油企業に代わり台頭し株式市場を牽引してきたのはハイテク株。

 

アップル、グーグル、amazon、フェイスブック

 

このようにアメリカという大きな市場でみると古い企業が退場し、新しい企業が誕生してアメリカ市場全体として成長していく。

 

石油産業だけに投資していたらここ20年の投資成績は冴えないがアメリカ市場全体に投資するS&P500に投資しておけば満足できるリターンを得られた。

 

20世紀の100年は間違いなく石油の時代だったがこれからの100年はハイテクの時代。

 

そういった時代の移り変わりにも容易に乗れるのがS&P500インデックス。なぜならS&P500を構成している企業群はコマメに入れ替わりしている

 

元気で勢いある新興企業が入ると時代遅れのくたびれた企業はS&P500から追い出される。

 

個別銘柄に投資していたら古い企業の損切という手間を行わなくてはならないがS&P500なら自動的に損切できる。

 

新しい産業が勃興したら自然とそれらに投資していることになる。

 

そんな便利な金融商品

それが

 

S&P500インデックス

500

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)