スターバックス株は我々の想定通り90ドル付近まで順調に上がってきました。
織部
利休
カレンダースプレッドは売ってる期近の9月物と期先の10月物の時間価値減少を取る取引じゃったのう。目論見通りに権利行使価格90ドル付近まで上がってきたわけじゃが期近の9月物は価値を大きく失っておるのう。
現時点でスタバ株が88ドルなので残り二日で90ドルまで上がるかは微妙です。しかし我々が買っている10月ものの買う権利は残り一ヵ月以上あるので90ドルを超える可能性は高いです。
織部
利休
権利行使価格90ドル手前の89ドルで9月18日を終われたらベストじゃのう。9月物の価値が完全に無くなるし。
今日時点で9月物は57ドルの価値が残っているのでこの分が無くなれば170ドルの鞘取りができそうです。
織部
利休
しかし原資産価格の推移がほぼ想定通りじゃったのに利益がそんなに乗らんかったのう。
スターバックス株 |
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その原因はインプライド・ボラティリティが自分たちが買った時よりも低下してしまったからです。
織部
利休
言われてみたら確かにIVが35%から27%に急落しておるのう。
IVはこれから株がどれだけ激しく動くかの市場予想です。これは期近より期先の方が通常は大きいです。今回のカレンダースプレッドの場合だとIVが上昇したら買っている期先のCallの方が上昇比率が高いので利益になります。しかし・・・
織部
利休
IVが下がってしまっては買っている10月ものは原資産価格が上昇しても値段は上がりにくいというわけじゃな。
オプションは原資産の方向とタイミングとインプライド・ボラティリティが命です。
織部
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