コロナショックで実体経済がボロボロなのに株価が上昇している理由

 

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利休

コロナウイルスのせいで世界中の経済がボロボロなのに株価の戻りが早いのう。

 

大恐慌と比較させるレベルの出来事と言われている割には株価は高値安定しています。

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織部

 

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利休

株価は六か月先までの出来事を織り込むと言われておるわけじゃが半年後に経済がほぼ回復しているとは思えん。

 

私も半年後に元通りの世の中になっているとは思えないです。しかしS&P500の上昇には根拠があると思っています。

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織部

 

 

マネタリーベースの増加

 

師匠はマネタリーベースという言葉をご存知ですか?

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織部

 

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利休

マネー足りない?

 

マネタリーベースは中央銀行が供給するお金の量です。

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織部

 

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利休

中央銀行てそもそもなんじゃ?

 

三菱UFJやみずほ銀行は民間銀行で我々庶民はその民間銀行にお金を預けます。民間銀行は更に中央銀行である日銀に当座預金口座がそれぞれ各銀行にあり預けます。つまり中央銀行は銀行の銀行です。

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織部

 

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利休

その中央銀行は重要なの?

 

とても重要です。中央銀行は民間銀行に対してお金の供給を調整することで経済をコントロールしています。

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織部

 

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利休

どやってコントロールしておるんじゃ?

 

景気が悪いときは民間銀行が持っている国債を買い取って民間銀行へ現金を供給します(買いオペ)。逆に好景気の時はブレーキとして国債を民間銀行に打って現金を回収します(売りオペ)。

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織部

 

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利休

民間銀行に中央銀行がお金を増やすとどうなるんじゃ?

 

例えばその増えたお金を原資として自動車会社やハイテク産業などへ融資します。個人に対しても住宅ローンとして貸出もします。

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織部

 

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利休

住宅ローンが借りやすくなると家を建てられる人が増えて建築業界が儲かるのう。

 

市場に供給されるお金が増えるということは景気が良くなるという事です。

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織部

 

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利休

じゃあこのコロナ騒動でも中央銀行はマネタリーベースを増やしておるんかのう?

 

 

リーマンショック後から急激に米国のマネタリーベースは増えています。2009年から見て5年後の2014年までに4倍となっています。

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織部

 

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利休

供給するお金が4倍になったら株価も上がりそうじゃのう。

 

 

 

米国株の市場平均S&P500はリーマンショックの底値からこれまで約4倍に上昇しています。

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織部

 

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利休

供給したお金分だけ株式市場が上昇しておるようじゃのう。

 

実際に市場に出回るお金はマネーサプライといって民間銀行で信用創造されたお金なのでマネタリーベースよりも遥かに大きなお金が市場に溢れたことになります。

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織部

 

 

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利休

よく考えたら株が上がっているというかお金が増えすぎてお金の価値が下がっている気もするのう。

 

通貨でも株券でも増やし過ぎればその価値は薄まります。

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織部

 

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利休

日本では現金神話が強いわけじゃが日本の日銀も供給するマネーを増やしておるわけじゃし危険じゃのう。

 

今回のコロナショックは全世界に対して影響があるので世界中の中央銀行がマネタリーベースを増やすはずです。

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織部

 

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利休

ということはその資金が株式市場に向かうと株は上がりそうじゃ。

 

米国は今回のコロナ対策で1兆ドル以上のマネタリーベースを増やします。これだけお金を供給したら株は上昇して当然かと思います。

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織部

 

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