オプション取引:カレンダースプレッドの欠点

 

先日の記事ではカレンダースプレッドのメリットを説明しましたが今回はデメリットを紹介したいと思います。

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織部

 

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利休

損失限定で時間経過が自分の利益になって相場が大きく変動してインプライド・ボラティリティが高まっても利益になって思った方向に行かなくても多少なら利益になるという良いこと尽くめのポジションだったのう。

 

しかしどんなオプション戦略にもデメリットはあります。まず第一に利益が限定されるということです。株や単純なcallなら上昇したらしただけ利益となりますがカレンダースプレッドの場合は同じ権利行使価格の期近を売り期先を買っているのである意味両建てポジションです。

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織部

 

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利休

両建てだと時間差が無ければ利益は取れないのう。

 

現時点で100ドルの株があり期近110ドルcallを売り期先110ドルcallを買うポジションだと最大の利益は権利行使価格110ドルに原資産が近づいた時です。

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織部

 

 

株価が上昇したら徐々に利益が乗ってきます。しかし上昇しすぎると利益が減っていきます。ちょうど権利行使価格付近が一番利益が乗りやすいです。

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織部

 

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利休

ピンポイントでタイミング良くその価格を狙うのは難しいのう。株が上がるか下がるかを当てるだけでもみんな四苦八苦しておるのに。

 

カレンダースプレッドの難しさはそれだけでは無いです。ボラティリティが上昇すると利益が乗るポジションなのでボラティリティが低下すると損失に繋がります。

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織部

 

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利休

これから大きく変動しないと皆が思うような相場じゃとボラティリティが低下するのう。

 

リーマンショックやコロナショックが起きたらこれから相場が大きく変動しそうと市場参加者が思い保険であるオプションの価格が上昇します。ボラティリティの上昇は期近より期先の方が大きいので何か事が起こればカレンダースプレッドには有利です。

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織部

 

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利休

時間価値の減少が有利になるputの売りはボラティリティが高まると大きな損失になるがカレンダースプレッドは逆に利益にあるところがいいのう。

 

逆にワクチンが開発されてこれからは安心だと市場参加者が予想するとオプションの価格は低下します。安心で相場がジリジリ上昇するときはボラティリティが低下しやすいので不利になります。

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織部

 

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利休

ジリアゲ相場だとcallでカレンダースプレッドを組みたくなるわけじゃが株価が上昇しているという事は安心感が出ていてボラティリティが低下しておる場面も多々あるのう。

 

ただ現在の巨大IT企業株のようにひたすら上昇しているけどコロナの影響でみな不安なのでボラティリティは高いままな現状だと悪くないと思います。

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織部

 

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利休

オプションは原資産の上げ下げだけじゃなくボラティリティというものも強く意識しないと勝てないわけじゃな。

 

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