72の法則:資産が倍になる年数を計算する方法

 

師匠は72の法則という言葉を知っていますか?

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織部

 

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利休

NHKの密着ドキュメント番組?

 

72の法則は投資額が何年で倍になるかを簡略化した計算式です。とてもシンプルなので手堅く利回りを見て投資する際に役立ちます。

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織部

 

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利休

具体的にどうやって計算するんじゃ?

 

 

 

実例を挙げるならAT&Tという会社が良いと思います。

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織部

 

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利休

なんの会社じゃ?

 

アメリカの電話通信会社です。この会社は常に利回り6~7%の配当を株主に支払っています。

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織部

 

AT&T Inc.

 

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利休

配当利回り7%は日本株からしたらかなり高めじゃのう。

 

リートやMLPといった様々な金融商品を含めても安定して7%の利回りを支払える投資先はなかなか見当たりません。このAT&T株は高利回り&安定性という2つの指標ではおススメです。

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織部

 

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利休

しかし株価は10年前の30ドルと変わらずで成長しておらんのう。

 

AT&Tの社是は配当なので利益をほぼ全て配当に費やしています。それだけ配当を出しているからこそ常に利回りが6%前後あります。

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織部

 

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利休

じゃあ常にだいたい6~7%の利回りがあるAT&T株を72の法則に当てはめると・・・

 

AT&T Inc.

 

ほぼ10年で投資元金が倍になりました。

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織部

 

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利休

株価が下がって7%の利回りの時に買っておけば10年で2倍じゃのう。投資とは簡単じゃのう。

 

簡単?では10年前時点でAT&Tと同じレベルの配当利回りを株主に提供していた石油メジャーRoyal Dutch Shell株をご覧ください。

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織部

 

Royal Dutch Shell PLC

 

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利休

10年投資してマイナスとか寒いのう。

 

ロイヤルダッチはシェールオイル革命とかコロナで原油価格が暴落して株価は下がり配当もカットという悲惨な10年でした。

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織部

 

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利休

72の法則とか言っている場合じゃないのう。

 

72の法則はほぼ確実に配当を出せる金融商品に限られます。基本的には株の配当に当てはめるものでなく国債などの安定した金融商品を対象として法則です。

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織部

 

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利休

国債は機関投資家が主に触っとる金融商品じゃからワシら庶民には72の法則は無用の長物じゃのう。

 

そうでもありません。72の法則は自分がお金を借りる時にも役立ちます。例えば住宅金利が3%で5000万円のローンを組むと72÷3=24年、24年ローンを組むと元金の倍、1億円も返さないといけません。

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織部

 

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利休

実際は返済していくと元金は小さくなるからそんな悲惨な事にはならんはずじゃがそれでも一応の目安にはなるのう。

 

リボ払いの一般的な金利は実質年率15%ですがこの15%を72の法則に当てハメると5年もしないうちに二倍になってしまいます。

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織部

 

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利休

それでよくクレジットカード会社がリボ払いにしませんか?と誘導しておるんじゃのう。恐ろしや。

 

今のご時世だと15%の利払いというのはほぼ破綻を見越した企業や国の利回りです。貸す側も借りる側も刺すか刺されるかのギリギリの勝負です。

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織部

 

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利休

年間15%のリボ払いということは72の法則で考えると5年で2倍、そう考えるとリボ払いにする人も減るじゃろうな。

 

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