【2019年Q2】 ゴールドマン・サックス:利益は市場予想を上回るが前年同期比を下回る

Goldman Sachs Group Inc
市場予想 結果
総収益 88.30億ドル 94.46億ドル
一株当たり利益 4.89ドル 5.81ドル

 

 

ゴールドマン・サックスは7月16日に2019年第2四半期決算を発表した。

 

収益、純利益ともに市場予想を上回った。

 

資銀行部門の収益は前年同期比9%減だが市場予想を上回った。1株当たり利益も市場予想を上回ったが前年同期比だと2.8%減少。市場が活発で無いので株式引受や助言業務といった投資銀行部門は前年同期比9%減の18.6億ドル。

 

FICC(債券・通貨・商品)トレーディング部門は前年同期比より13%減だが株式トレーディング部門は6%増の20億ドルと好調。しかし2019年通年だとゴールドマン・サックスを含む米銀大手6社のトレーディング収入は減少すると市場は予測している。他の米銀に比べてトレーディングへの依存度が高いゴールドマン・サックスには逆風となる可能性がある。

 

 

トレーディング事業以外にも収益を求めようと一般消費者向け事業としてアップルカードへの投資を行っているが事業が立ち上がったばかりなのでまだ収益化の目途は立っていない。が決済・手数料ビジネスというものは長い時間を掛けて育てていくものなので当面赤字でも問題無い。

 

バンク・オブ・アメリカがマスターカードの原型を作ったのが1966年。

バンク・オブ・アメリカの時価総額は2760億ドルだがマスターカードはそれを上回る2800億ドルと半世紀後に本体を上回る事業へと成長した。もしかしたらゴールドマン・サックスのカード事業も大きく成長するかも

 

 

株主還元策として四半期配当を1株当たり85セントから1.25ドルに引き上げた。FRBのストレステストに合格して株主への還元がよりし易くなった。増配後は年間配当5ドルとなり配当利回りは2%前半となる。増配に加えて年間70億ドルの自社株買いも承認された。

 

 

 

総収益
投資銀行部門および機関投資家向けサービス部門の弱さが問題だが投資部門が補った
一株当たり利益
第1四半期の5.71ドルから増加しが前年同期の5.98ドルから下落した。1株当たり1.25ドルに四半期配当を増やしてもまだ増配余力がある。
FICCトレーディング部門
株式トレーディング部門
3人の選ばれし生身のトレーダーとAIがトレーディング

 

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