【2019Q1】 アッヴィ:売上2兆円薬ヒュミラが失速も決算は予想を上回る

社名 アッヴィ
決算 2019年Q1
市場予想 結果
売上 77.5億ドル 78.2億ドル
EPS 2.05ドル 2.14億ドル

 

 

製薬会社アッヴィが2019年第1四半期決算を発表。

 

売上高:予想77億5000万ドルに対して、結果78億2000万ドルと予想を上回る。

EPS:予想2.05ドルに対して、結果2.14ドルと予想を上回る。

2019年ガイダンス:8.65~8.75ドル→8.73~8.83ドルへ見通しを引き上げ。

 

 

同社売上の6割以上を占めるリウマチ薬ヒュミラは米国外売上が28%減少し1-3月期決算で初めて売り上げが減少した。

 

 

欧州では既にヒュミラの特許が切れているのでアムジェンやバイオジェンがバイオシミラーを販売して強力なライバルとなっている。この競争に勝つにはヒュミラの値段をこれまでより大幅にディスカウントして販売しなければならずマーケットシェアを維持できても売上や利益がかなり減少する。

 

しかしヒュミラの地域別売上を見ると2019Q1は米国内:米国外=32億ドル:12億ドルとなっているので欧州の特許切れは致命的な問題ではない。肝心なのは米国での売上。

 

米国内での特許は2023年までとなっているのでそれまでは利益が保護される。特許が切れないうちに2番手以下の薬をどれだけ育てられるかがアッヴィの未来を決める。

 

期待されていた新薬候補Rova-Tの失敗で株価が落ち込んでいるが抗ガン剤イムブルビカが四半期売上で10億ドルを突破するなど好調な製品もある。

 

経口リウマチ薬ウパダシチニブもトラブルなくいけば10億ドルの年間売上は期待できるし乾癬治療薬Skyriziも承認された。

 

しかしヒュミラという年間2兆円を売り上げた薬の後釜を用意するのは難しく暫くは株価ヨコヨコと予想。

 

 

 

アッヴィ売上に対するヒュミラの割合

 

 

(NYSE: ABBV)

 

 

アッヴィの今の配当利回りは5.6%とかなりの高配当だが2018年を見ると純利益56.8億ドルに対して配当に費やした額が55.8億ドルなので今以上の増配は期待できない。

 

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