ゼチーアの売上高 | |
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Merck & Co. | 単位:100万ドル |
年間 | 売上高 |
2005 | 1,397 |
2006 | 1,929 |
2007 | 2,407 |
2008 | 2,201 |
2009 | 2,068 |
2010 | 2,297 |
2011 | 2,428 |
2012 | 2,567 |
2013 | 2,658 |
2014 | 2,650 |
2015 | 2,526 |
2016 | 2,560 |
2017 | 1,344 |
2018 | 857 |
source:Merck & Co IR
高脂血症治療薬ゼチーア(一般名:エゼチミブ)
生活習慣病薬で過去最大のヒットとなったのがファイザーのスタチン系リピトール。
リピトールは特にLDLという悪玉コレステロールを低下させるが10mg/dayで効果がイマイチな時にその倍20mgに増量しても大きくは下がらない。それよりもリピトール10mgにゼチーア10mgを併用しした方がLDLを低下させる。
スタチン系はフィブラート系と併用すると横紋筋融解症など副作用の面で心配なのでどうしてもという時以外は併用しなかったがゼチーアは堂々とスタチン系と併用できる、そんなセールスポイントが大ヒットの要因。
元々はメルクの薬ではなく2009年に買収したシェリングプラウの薬。そしてメルクが持っていたシンバスタチンとの合剤vytorinが誕生した。このvytorinとゼチーアを合わせたエゼチミブ製品群は50億ドルを超える売上を記録。
ゼチーアはメルクとシェリングプラウのディールを成功させたcatalyst
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