米メルクの純利益 | |
![]() |
|
Merck & Co. | 単位:100万ドル |
年間 | 売上高 |
2003 | 6,875 |
2004 | 5,830 |
2005 | 4,631 |
2006 | 4,434 |
2007 | 3,275 |
2008 | 7,808 |
2009 | 12,899 |
2010 | 861 |
2011 | 6,272 |
2012 | 6,168 |
2013 | 4,404 |
2014 | 11,920 |
2015 | 4,442 |
2016 | 3,920 |
2017 | 2,394 |
2018 | 6,220 |
source:Merck & Co IR
2010年はシェリングプラウを買収した影響で利益が減っているが他の年は50億ドル近く利益を出している。
免疫チェックポイント阻害薬キイトルーダという満塁ホームランをかっ飛ばしたので今後10年は安泰。
小野薬品工業とブリストルマイヤーズスクイブが販売しているオプジーボやロシュグループのテセントリクといったライバルよりキイトルーダは頭一つ抜け出している。
しかし時価総額2000億ドルという会社の評価からするとキイトルーダ級のヒット薬がもう一つは欲しくなる。開発ポートフォリオを見ると有望そうなものはあるがどれがモノになるのかは未知数。
10年前の2009年を振り返るとメルクで一番売れている薬は喘息治療薬のシングレアの46億ドルで二番目が高血圧症治療薬のニューロタン。そう考えると10年後どんな薬が売れているのかなど予想はできない。
コメントを残す