イメンドの売上高 | |
![]() |
|
Merck & Co. | 単位:100万ドル |
年間 | 売上高 |
2005 | 87 |
2006 | 131 |
2007 | 202 |
2008 | 260 |
2009 | 313 |
2010 | 378 |
2011 | 419 |
2012 | 489 |
2013 | 507 |
2014 | 553 |
2015 | 535 |
2016 | 549 |
2017 | 556 |
2018 | 522 |
source:Merck & Co IR
吐き気止めイメンド(一般名:アプレピタント)
抗ガン剤のイメージと言えば強い吐き気。中でも白金製剤といわれる金属元素を含んだ抗ガン剤は吐き気が強く前もって吐き気止めを服用しておかないとほぼ100%吐き気が出る。
そんな吐き気には様々な物質が関わっている。昔からドパミンやセロトニンが吐き気を惹起するということは知られておりそれを邪魔するプリンペランやナゼアが使われてきた。しかしそれらの薬では抑えられないこともある。
吐き気には抗ガン剤が投与されてすぐに起こるタイプと24時間以降に起きるタイプがある。後者の場合はセロトニンを邪魔するナゼアは効果が薄い。このことから吐き気にはセロトニンやドパミン以外にも関与している物質があるのでは?と研究が更に進み発見されたのが「サブスタンスP」
サブスタンスPは神経伝達物質で咳などを起こし誤嚥性肺炎を予防したりもするがNK1受容体に結合して遅発性嘔吐も引き起こす。イメンドはこのNK1受容体にサブスタンスPが結合することを邪魔する薬。
コメントを残す