イーライリリーの売上高 | |
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企業:イーライリリー | 単位:100万米ドル |
年 | 売上高 |
1999 | 10,003 |
2000 | 10,862 |
2001 | 11,542 |
2002 | 11,077 |
2003 | 12,582 |
2004 | 13,858 |
2005 | 14,645 |
2006 | 15,691 |
2007 | 18,633 |
2008 | 20,372 |
2009 | 21,836 |
2010 | 23,076 |
2011 | 24,287 |
2012 | 22,603 |
2013 | 23,113 |
2014 | 19,616 |
2015 | 19,959 |
2016 | 21,222 |
2017 | 22,871 |
2018 | 24,556 |
source:イーライリリー IR
アメリカはインディアナポリスにある製薬会社イーライリリー。
この会社の原点はインスリン。インスリン無かったら糖尿病になる、人間には必須なタンパク。
1920年代にトロント大学で発表されたインスリンという物質を即効で製品化したのがイーライリリー(欧州ではデンマークの製薬会社ノボノルディスクがインスリンを製造した)
糖尿病には2タイプあって膵臓からそもそもインスリンが出てこないⅠ型、暴飲暴食が原因のⅡ型。
Ⅱ型なら暴飲暴食を辞めて運動したら血糖値は改善するが1型は生活改善しても治らない。内服の糖尿病治療薬もあるが膵臓に作用してインスリンの分泌を促す機序の薬ではいくら服用しても無効。なのでインスリンを一生打ち続けるしかない。
そんな糖尿病患者に必須なインスリンを100年間製造しているのがイーライリリー。
インスリン製剤のヒューマリンとヒューマログは年間合計4000億円以上売れている。
糖尿病治療薬以外でもADHDのストラテラ、鬱病治療薬サインバルタ、統合失調症治療薬ジプレキサといった中枢神経系薬を持っている。2014年に売り上げが大きく落ち込んだのは前年50億ドル売れていたサインバルタの特許が切れて16億ドルまで減少した影響。
しかしその穴を埋める薬が直ぐに出てくるのがイーライリリー。糖尿病治療薬トルリシティと乾癬治療薬トルツの2つの新薬で合計40億ドルを売上げた。
日本イーライリリーは女性社員比率が高いだけでなく管理職でも女性の割合が高い。
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