イーライリリーの研究開発費 | |
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企業:イーライリリー | 単位:100万米ドル |
年 | 研究開発費 |
1999 | 1,784 |
2000 | 2,019 |
2001 | 2,235 |
2002 | 2,149 |
2003 | 2,350 |
2004 | 2,691 |
2005 | 3,026 |
2006 | 3,129 |
2007 | 3,487 |
2008 | 3,841 |
2009 | 4,327 |
2010 | 4,884 |
2011 | 5,021 |
2012 | 5,278 |
2013 | 5,531 |
2014 | 4,760 |
2015 | 4,816 |
2016 | 5,310 |
2017 | 5,357 |
2018 | 5,307 |
source:イーライリリー IR
イーライリリーは2018年に抗ガン剤を開発していたロキソ・オンコロジーを8600億円で買収したが基本的には自社で新薬を研究開発している。
特にインスリン、糖尿病領域では強みがありライバルの製薬会社サノフィが販売しているランタスのバイオシミラーbasaglarも好調で2018年の売上げは8億ドルに達した。
バイオシミラーは低分子化合物よりも製造コストや技術的なハードルが高いのでイーライリリーが持っている技術力が活かされている。
割と最近ってヘルスケア関連株がボコボコですけど
イーライ・リリーってずっと高いイメージありますね?
何故なのでしょうか・・・。単純に特許切れのサイクルが少し前にピークだったから?
リリーの製品売上を見ているとこれから伸びていきそうな薬が沢山あります。
乾癬治療薬Taltz、ランタスのバイオシミラーBasaglar、糖尿病治療薬JardianceとTrulicity
↑の4つは前年比30%以上で2018年売れています。
トルリシティは2018年で既に32億ドル売れていますがまだ伸びしろがあると思います。
他にも抗がん剤ベージニオやサイラムザ、片頭痛薬Emgality、買収したLoxo Oncologyの抗がん剤LOXO-292とこれからのリリーを支える有望な薬があるので株価はしばらく高値を維持するのではないかと、
特許切れのシアリスやヒューマログを補って更に成長できるポートフォリオです。