【企業分析】 TG Therapeutics:U2試験のこれから

 

 

TG Therapeutics, Incは血液癌や自己免疫疾患の治療に重点を置くバイオ医薬品企業。強力な抗ガン作用を有する薬を2つ開発しておりその2つがこの会社の未来を握っている。その2つの薬は併用することによってより高い効果を発揮することが期待されておりもし臨床試験に成功したら2つともFDAから新薬として承認され爆益が得られる。承認されたらね・・・

 

 

 

 

企業データ(2017年データ)


 

企業名:TG Therapeutics, Inc

上場取引所:Nasdaq

ティッカー:TGTX

創業:1993年

CEO: Michael Sean Weiss

従業員数:75人

本社拠点:ニューヨーク

 

売上:15万ドル

研究開発費:1.03億ドル

営業利益:△1.18億ドル

純利益:△1.18億ドル

 

商品が無いから売上もほぼ無し。そして赤字は100億円というロックな収支。将来絶対ビッグになってやるぜと毎年親のお金100億円使っているニート状態、ニートが自分の部屋でごそごそ開発している薬がぽしゃったら全てオシマイである。

 

 

開発パイプライン

 

開発コード 一般名 主な作用機序 対象疾患
TG-1101 Ublituximab 抗CD20 慢性リンパ性白血病 非ホジキンリンパ腫
TG-1202 Umbralisib PI3Kデルタ阻害 骨髄線維症
TG-1701 N/A BTK阻害 B細胞リンパ腫および自己免疫疾患

 

 

 

 TG-1101(一般名:Ublituximab)

Bリンパ球CD20抗原上のエピトープを標的とするモノクローナル抗体。リツキサンと同じ抗CD20だが標的とするエピトープが異なる。抗CD20抗体は神経障害多発性硬化症や慢性関節リウマチや全身性エリテマトーデス等の自己免疫疾患の治療に有効でリツキサンは海外だと関節リウマチにも使われている。多発性硬化症治療薬としてULTIMATE試験がphaseⅢ。

 

 

TG-1202(一般名:Umbralisib)

経口のPI3Kデルタ阻害薬

再発性または難治性の慢性リンパ球性白血病(CLL)において単剤でORR85%を達成した。2019年の上半期にトップラインデータ

 

 

 

U2(UNITY-CLL)試験

 

慢性リンパ性白血病におけるTG1101とTG-1202の併用療法

比較対象:ロシュのガザイバ(一般名:オビヌツズマブ)+:アルキル化剤であるロイコラン(一般名:クロラムブシル)との併用

 

慢性リンパ性白血病で大型薬のイムブルビカは副作用が強くドロップアウトする率が高いのでそれらの患者さんに使える、ドロップアウト率が小さいこの2つの薬に効果があれば慢性リンパ性白血病治療の選択肢が増える。そして・・・

 

 

 

2018年9月に結果が発表される予定だったのだが

 

データが十分に成熟してないから全体的な奏功率の暫定的な分析を実施できない

 

との発表しかされなかった。その発表を受けて株価は暴落した。

 

今後はORRでなくPFSに焦点をあてて試験していくと会社が発表。PFSの最終的な発表は2019年になる。抗ガン剤の試験でデータが成熟していないというのは悪い事だけでなく、悪化した患者さんの数が少なくてまだデータを出せないといった場合もあるからまだ何とも言えない状況。個人的にはまだ株を持っている。現在の時価総額が5億ドル未満でもし抗ガン剤が一つでも承認されたらその薬の価値だけで10億ドルはいく。そうなると買収の対象にもなりえる。

 

TGTXの高値を見ると15ドル当たり、承認されるかどうかは自分の当たらない勘によると3割だが当たれば15ドルまでは戻せる。期待値的にはイーブンなギャンブルに見える。よってもう少し株価が売り込まれたらナンピンするかもしれない。

 

 

1 comment on 【企業分析】 TG Therapeutics:U2試験のこれから

  1. 私もtgtxには期待してます。
    もちろんナンピン予定です。
    edgeみたいになりませんように祈ります。

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